解説
後編いかがでしたか?読むのイヤだって方もいると思います。
一応解説していきますね。
個々の私たちは世界というパズルのたった一つのピース
世界の一部、つまり私たちはパズルの一部なわけですから、全部がきれいに嵌まって美しいのに、自前のピースの形や大きさにこだわり。違うピースになろうとする事はとても無意味です。
自分のピースをしっかり活かしていくことを考え生きて行くことが「個性を活かす」という事です。
それは上下も優劣もない世界です。お互いが認め合って輝けば良いわけです。
自分というピースを認めずに「ここじゃないどこかに輝きがある!」と思っている。
「自分の良さが嫌だ」というのは生命として不自然な状態です。
うさぎが虎になりたいと言っても、虎の被り物しかできない、コスプレみたいなものです。
「虎のあなたも、うさぎのわたしも素敵よね」が正解です。
顔にはそれぞれ役割がある
私たち魂の個性にはそれぞれ役割があって、それが容姿に現れます。
整形するという事は、変えた容姿に合わせて全く違う役割を演じる事になります。そうなってしまうのです。
芸能人で大きく美容整形した人は、いわゆる「美人」としてそれを演じきっています。
派手になるなら「派手な人」として演じざるを得ないのです。
派手な人になる以上、集団の中で目立ちますし、ある種のカリスマ性・リーダーシップを果たす事が求められます。
単純に「地味なのが嫌だ」「パッとしないのが嫌だ」という動機でする整形なら、整形後の役割の変化についていけるでしょうか。
マリリン・モンローは金髪にしたり目や鼻を全て整形しました。
最後は自殺してしまいましたが、彼女は役割を演じきって全うしています。
ただコンプレックスで、「人生変わるかなあ・・・」程度でお顔を変えたいのなら、美容整形は正直おススメできないのです。
覚悟が無い整形は心を病みます。顔のギャップに追い付かなくなるからです。
それは魂の不整合を起こしてしまうからです。
地味な顔の役割には「周りに緊張感を与えない」や「癒しを与える」、他には「笑顔にさせる」など、自分の傾向性や性格・特徴をよく見てみるとおのずとわかるはずです。
自己否定は何も解決しない
顔の優劣をつける世界に身を置いたまま整形しても、世界観が変わらないままではキリがありません。
整形することで自分の美と優美さをより表現させるためのものならいいのですが、多くの方は「隠すため」の動機です。
「こんな自分は美しくないから」整形をする、というのは人生の問題を解決しません。
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